愛知トリエンナーレ2013ー総括

愛知トリエンナーレ2013

今回は前回同様、単日限りとかの特別な公演は一回も見ることがてきなかった。
そして、岡崎以外の会場を半日で回るという日程には、かなり無理があった。
二日くらいに分けて、岡崎と何処か、それ以外という感じで見ないと余裕を持って見ることはできない。

今回は、映像作品が多かったこともあり、それらをまともに見ていたら、さらに時間は必要だろう。
ここ十年くらいの間で一気に増え、定着したような感じがする映像作品だが、見るのに時間がかかってしまうのは、どうしようもないが、億劫なところだ。
今回も映像作品はかなりかいつまんで飛ばして見た。
5分とかで終わるなら未だしも、20分、30分あるものを見るのは、体力がいるし、焦燥感との戦いにもなる。

回る順は岡崎、愛知芸術文化センター、長者町、名古屋市美術館、納屋橋という順だったが、岡崎市の松本町会場は夕方の雰囲気が絶対的に素敵だと思う。

面白さ的には納屋橋、長者町、岡崎の順。
納屋橋は質が高く、面白い展示が多かったし、長者町は何より展示数とウォークラリー感で楽しめた。

実際メイン会場の愛知芸術文化センターの展示は、予想通りというかなんというか、心に残ることが少なかった。
そもそも、なんで3.11を取り上げたのか、そんな人ばかり集めたのかわけがわからなかった。
便乗なのか?
関係の無い愛知で、なぜ?
2年も経つならば、それ以上のものを提示できなかったのか、と思う。

また、トリエンナーレは現代美術がすごく多いのが特徴だとも思う。
それはインスタレーションや、映像、よくわからないもの、時事的なもの、立体、パフォーマンス。
その時々の現代美術が色濃く反映されるという面白みもある。
だからこそ、脆く、チープであったり中身がないと印象を、ともすれば与えやすくなってしまう。
その点、前回行われた時に行ってみた神戸ビエンナーレは言葉にできない酷さがあった。
それに比べると、しっかりした、作り込まれたイベントだな、と強く思う。

実際のところ、全体的に、期待をせずに行ったら、予想外に面白かったというのがほんとうだ。
きっと次も大して期待せずに行くと思う。
そして、その次も。

その頃には自分もお呼ばれされたらなぁ、と思う。