愛知トリエンナーレ2013ー愛知芸術文化センター

ヤノベケンジ‐サン・チャイルド

この愛知トリエンナーレは、前回が2010に行われ、その時のメインは草間彌生だった。
草間彌生が車をペイントし、大きなオブジェが、愛知トリエンナーレのメイン会場である愛知芸術文化センターに飾られていた。
時流れて今回のメインはヤノベケンジだ。
ヤノベケンジの作品は大阪で水都大阪という大阪主導のアートイベントの時に初めて知った。 それからその絡みで何度も作品を見る機会があり、今では現代美術のイベントでは見ないことはないのではないかと思うほど、よく見かける。
可愛くキャラクタライズされた作品ーおそらく何かしらの意図が含まれているのだろうけどーと、それを取り巻く世界。
会場にはいるや否や、大きな大きな作品が、今回のトリエンナーレを象徴するかのようにそびえている。
この会場はメイン会場ということもあり、大きな作品や仕掛けが多い
もちろんオノ・ヨーコもここでインスタレーションを展示していた(撮影不可)。

ざっと見て行くと以下のような作品があった。

作者不明

作者不明

宮本佳明

宮本佳明作
原発跡を神社として封じ、祭るという考えは感銘を受けた

ソ・ミンジョン

ソ・ミンジョン

ソン・ドン

ソン・ドン

岡本信治郎

岡本信治郎

岡本信治郎2

岡本信治郎(部分)

伊坂義夫、他

伊坂義夫、他

作者不明

ヤノベケンジの作品は以下。

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

ヤノベケンジ

また、子供向けの施設があり、あらゆるものに新聞紙を貼ったりだとか、連想ゲームをしたり、なかなか楽しげだったし、素敵な空間になっていた。

キッズトリエンナーレ

キッズトリエンナーレ

作者不明

これが入るや否やそびえている

今回、この会場を見て、愛知トリエンナーレ2013の趣旨がわかったような気がした。
つまり、2011.3.11、これが中心に据えられていて、そこから原発やらなにやら、そういうものに対してや、被災地の問題を喚起させるような作品が多かった。
このことに自分は大きく閉口した。 それは自分の信条からだけれど。

確かに2010年はまだ地震の前だった。

でも、だからこそ明るい雰囲気の作品が多く、テーマも作家によって全然変わり、そこが面白かったように思う。
あれから3年、もし自分がキュレーターなら、この事案を取り挙げただろうか。
メイン会場で、一斉に。 それとも作家がみんな勝手にそうしたのかな?とも思う。

この会場ではそういうことと一切関係のない作品のほうが面白かったように思う。
ぺしゃんこにつぶした管楽器をライトで照らし、影を壁に投影した作品や、
下の展示室にあった映像作品で、ヤクザ映画を分解して、意味のわからぬよう再構築した作品など、
単純に混じり気なしに美や面白さを追求したものの方が見ごたえがあった。

また、たまたまだったが、おかざえもんに会うことができた。 思ったほど大きくなかった。

 

 

 

おかざえもん

おかざえもん