何もしないということー14′ 1-31

何もしないということは罪だ。
本当は目の前にしなければならないことが山積しているのに、とりあえず無視して布団に入っている。
体力がないというのは、本当に困る。
少し詰め込まれただけで、言い知れぬ程体力を消耗する。

朝はあんなに元気だというのに、夕方、夜となると気持ちとは裏腹に、体は地面と並行になりたがる。
あと何分、という自分で決めたくぎりがいつの間にか遠く過ぎ去ってしまっていて、再設定しなければならなくなる。

気付くと丑三つ時。
何かできるわけがない。

頭の中でやりたいこと後ぐるぐるぐるぐる回って、言いようのない歯がゆさを覚える。
後悔先に立たずという諺は、こんな時のためにあったのだと実感させられる。

いわゆる怠惰。
そういう自分は本当に嫌いだ。

眠りとは、時間を無駄にする最たるものであるかもしれない。
だけれど生活から切り離すことはできないし、何より眠っている間は幸せだ。

今は電車で会社に向かっている。
今日こそは家に帰ったら、と思いながらあくびをしている。