朝ー日記13’11/30

朝というのは何と無く透き通っているような気がして、その日、一日で一番新鮮で清々しい。
休みの日はそう思う。
しかし仕事ともなれば、そんな風に思ったことは今までに一度だってない。
ましてそれが今日の様に土曜日なのに大掃除のために出勤ともなれば、外は晴れでも自分にはどんより暗い一日になる。

晴れ、
お天気は鬱病の病状にも影響があるという。
なるほど、鬱病でなくとも、お天気ひとつで自分の心持ちも随分違う。

晴れ、
そうは言っても、ただ眺めることしかできないものというのは歯がゆく、いっそ槍でもなんでも降ればいいとでも言うような、やけくそな思いが去来したりする。

朝は弱い。清々しいと書いたし、その日一番新鮮で気持ちがいいのは確かだろうと思うが、今までで、その恩恵に賜ったことはほとんどない。朝は常に必死だ。バタバタして落ち着いた瞬間が一つもない。一日で最も1分1秒が充実する時だ。ただただ忙しい、その割りに頭の中はぼーっとしている。帰るや否や即寝てやる!と妙なことを決意したりする。そんな間にも時間は刻々と過ぎ、朝飯も食うや食わぬうちにパタパタ走って、駅まで向かうという、なんとも殺伐とした時間を過ごしている。
そんな様子だから、何処かで気持ちのいい朝だ、なんて、そんな悠長なことを思うタイミングは一分の入る余地だってないのだ。

兎角、朝は弱い。
学生の時分では朝はないものになっていた。
徹夜して1日がぐるりと周り、そうして朝に追いついてそのご尊顔を拝見することこそあれ、まともに朝早く起きたことなんか、ほとんどない。
今では、それでもこうして朝起きて何やらするが、ほとんど強制的といって過言で無いほど、自分の意思は全くない。
眠っていたい!できるだけ長く、眠っていたい!

そんなくだらない、考えてもどうにもならないことを考えてる間にも、ガタゴトガタゴト蝋人形のような自分を載せて電車は進む。
忌々しいことだ。
この、電車というのは割合、時間に正確なのだ。

なんとなくからだ中から眠たいという指令が脳に送られ、電車の席で目をつぶる。
そうしていろいろなことを考えて、目を開ける。
眠れない。

目的地につき、電車をおりて、またパタパタ時間を見ながら走らねばならぬ。
朝、そんな風にして今日もこれを満喫することはできないのだ。