東京に行きたい

この4月から5月の頭にかけて、東京のある公募展に応募するためにバタバタしていた。規定サイズいっぱいの作品を作ろうと思って考えて、下絵拡大して、パネル買って、紙貼って、写して、ギリギリでできて、プチプチかって、ダンボールもらってきて梱包して、5月の半ば、無事に到着させることができた。

描きながら、眼鏡をなくしたのでしっかり見ることができてないけど、ある程度満足のいく仕上がりのように思ったし、不安だったけれど、きっと通ると思ってた。逆に通らないなら出すわけない。暇じゃないんだ。

いくつか展示が重なっていたし、一応通るか通らないかはわからないけど、通っても困らないように根回しして、いつ返却になるか確認したりして、少しバタバタしたりした。

結果は落選。

取らぬ狸の皮算用だったわけだ。

思ったより落ち込んだ。落選のハガキは破って捨てた。死ぬほど酒飲んで自堕落に眠りたい衝動に駆られたけど、1人じゃないので許されなかった。仕方ないから飯だけ食って寝てしまおうと思ったけど、風呂に入れって起こされた。つくづくまともな生活しかできない。大人だからこんな風に何かあっても我慢せなあかんの?面白くない

面白くない、面白くない、面白くない、面白くない!!

作品が帰ってき次第ビリビリに破いて捨ててやりたい。けど、一生懸命描いたんだ。気にくわないところもあるけど、悪くないって思ってたんだ。

なんというか、甘かったんだとおもう。

足りなかった。

それと同時に自分じゃ無理かも、とも思った。

自分じゃ無理かも。

絵を描いて生活してなんかいかれないかも。一生趣味で終わるのかも。有名になんかなれないのかも。仕事しながら、家に帰ってきて、ご飯食べて、グータラして描いて、仕事なんかせずにそれだけに集中してる人もいるのに、そんな人に勝てるのかな。それに毎日少しずつしか描いてないのに、いったい何でいけるって思ったんだろ。みんなどうやって暮らしてるんだろう、どうやってお金稼いでるんだろう、どうやって有名になるんだろう。いっそのことやめてしまって、全然違うことやれたらいいのに。仕事に集中して、お金稼いで、夜はゆっくり寝て、それでも生きていけるのに、なんでわざわざ眠る時間削って絵なんか描いて、こんな悔しい思いしてるんだろう。

早い話、めちゃくちゃ悔しいし、恥ずかしい、なんか知らんけど。

いつも思うけど、こういう公募展のコンセプトってなんやねん!そんなもんで評価してるんか?適当書いた文章なかったら絵の評価できへんのやったら、説明されな絵の魅力感じられへんのやったら審査なんかすんな!いや、書くけど。必要とあらば書くけどさ、俺そんなんいらんと思うけど?ほんで仮ボードに貼り付けってなんやねん!仮ボードのこと詳しく説明しろや!仮ボードはスチレンボードでも木パネルでも材質問わないって書いてたけど、まず仮ボードってほんまになんやねん!いや、貼るけど。必要ならいくらでも貼り付けるけど。

あーーーーー

っていう気持ちが無限に湧いてきてただただ一人になりたい。

だけど、実力が足りなかったんだと思ってる。実力?というか、あと、時間。これ逃したらまた来年。もっと必死になれよ。

なんとなく30歳が目前に迫ってきて怖い。

東京で展示できたら変わるかと漠然と思って期待してるけど、また次回までわからない。

いっつもこれが面白いのか、面白くないのか不安で押しつぶされそうになりながら描いてる。自分の絵って何が面白いのか、自分ではさっぱりわからない。本当に面白い?どうかな、人に見てもらわないと決められない。描きたいものとかあるの?なんで描いてるの?根本的な疑問がどんどん出てくる。結構曖昧だけど、そんなもんなかったら描いたらあかんの?昔は描きたいから描いてるとか言ってたけど、最近はよくわからないけど描いてる、そういうもんだから描いてるみたいな、かなり漫然とした感じになってきている。

だけどとにかく次々次。

次々次。次々次。
あー、めっちゃ悔しい。